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Amazon FBAのIORとは?日本からアメリカへ商品を送る際の注意点

日本からアメリカのAmazon FBA倉庫へ商品を送る際、必ず確認しておきたいのがIOR(Importer of Record/輸入者)です。Amazon倉庫を配送先に指定しても、Amazonが輸入者になるわけではありません。IORの設定が不十分だと、通関の遅れ、追加費用、貨物の返送などにつながる可能性があります。

IOR(Importer of Record)とは

IORとは、アメリカへの輸入について法的な責任を負う輸入者です。貨物の申告内容が正しいこと、商品が米国の法律や規制に適合していること、関税・税金・手数料が支払われることなどに責任を持ちます。

  • 輸入申告に必要な情報や書類の提出
  • 商品分類(HTSコード)や申告価格の確認
  • 関税、税金、通関関連費用の支払い
  • FDA、FCC、EPAなど商品別規制への対応
  • 税関から照会を受けた場合の対応

AmazonはIORになってくれますか?

いいえ。Amazonの公式案内では、AmazonおよびFBAは輸入貨物のIORにはならないとされています。送り状や通関書類の輸入者欄にAmazonを記載することはできません。販売者自身、米国法人、または正式に契約したIORサービスなど、別の輸入者を設定する必要があります。

誰をIORにすればよいですか?

1. 自社の米国法人

米国法人とEINを保有している場合は、その法人をIORとして登録する方法があります。継続的に輸入・販売する事業者にとって管理しやすい形です。

2. 日本法人がNon-Resident Importerになる

米国外の企業でも、必要な登録やCustoms Bond(税関保証)を整え、通関業者へ委任することでNon-Resident Importerとして輸入できる場合があります。事業内容や商品によって必要条件が異なるため、事前確認が重要です。

3. IORサービスを利用する

自社でIORになれない場合は、条件に合うIORサービスを利用する選択肢があります。ただし、すべての商品を受け付けるとは限らず、費用、責任範囲、必要書類、継続利用の条件を契約前に確認してください。

Importer Number(輸入者番号)

米国で輸入申告を行うには、通常、EINなどに基づくImporter Numberが必要です。米国の番号を持たない外国企業には、米国税関(CBP)が輸入者番号を割り当てる場合があります。取得方法は通関業者と確認しましょう。

Customs Bond(税関保証)

商用貨物の輸入ではCustoms Bondが必要になることがあります。1回の輸入に使うSingle Transaction Bondと、年間を通じて使うContinuous Bondがあり、輸入頻度や申告価格などをもとに選びます。

Amazon FBA向け輸送はDDPが基本

FBA倉庫では、到着時に関税や通関費用をAmazonへ請求することはできません。貨物は関税・税金・関連費用を発送側または指定した支払者が処理するDDP条件で手配するのが基本です。配送会社の送り状だけでなく、通関業者側の支払設定も確認してください。

発送前チェックリスト

  1. IORが正式に決まっている
  2. Importer Numberを確認している
  3. 通関業者へPOA(委任状)を提出している
  4. Customs Bondを手配している
  5. HTSコードと関税率を確認している
  6. 商品別の規制や許認可を確認している
  7. インボイスの品名、価格、原産国が正確である
  8. AmazonのFBA納品要件に沿ってラベル・梱包している
  9. 関税・税金・手数料の支払者を設定している
  10. AmazonをIORや請求先にしていない

Streamlineにご相談ください

Streamlineでは、日本からアメリカへの輸送、Amazon FBA納品、通関書類、IORやCustoms Bondに関する事前確認を日本語でサポートしています。商品内容、数量、発送元、FBA倉庫の情報をご用意のうえ、お問い合わせください

参考情報

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。実際の輸入条件は商品、申告価格、規制、契約内容によって異なります。発送前に通関業者や関係機関へご確認ください。